フリーランスになったきっかけは

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「フリーになりたい」と、いろんなところで言い続けていたら、ありがたいことにデザイナーの友人がはじめての仕事をくれました。


フリーランスになったきっかけは…たったそれだけでした。

言霊のチカラで独立?!

『言葉にすると願いを引き寄せる』…とはよく聞く話です。

あとから思えばそれを実践していたようですが、アピールしておかないとお仕事などいただけませんから、もっともな話ですよね。

もともと社会人になった時点でフリーランス志向でした。とりあえず独立してから実力を磨くか、会社で育ててもらってコネも築いてから独立するか。ふたつの道のうち私は前者のほうです。独立までの道筋を考えて準備してこなかったわけですから、請求書に押印が必要だなんて基本的なことも知らないまま独立してしまいました。

これを言うと年齢がバレてしまいそうですが…まわりを見てもその頃は、会社の中で女性が重要な仕事を任されることなどないんだろうなぁ。という空気でした。請求書の書き方を知らなくても、右も左もわからなくても、とにかく独立をしたことは私にとって良かったこと、とあらためて思います。
独立することで責任を負って、真剣に仕事して、初めて私の仕事のキャリアがスタートしたという実感がありましたから。

フリーランスをつづけること

お店でも会社でも始めることより続けることの方がむずかしいでしょう。フリーランスも同様で続けるのがきびしくてデザイン事務所勤務に戻られる方は少なからずいらっしゃいます。

女性の場合は結婚でモチベーションがさがったり、少し年齢の高い方なら時代の変化であったり。かく言う私も順調にフリーランスを続けてはこられませんでした。

紙の上での制作がパソコンのデータになり、グラフィックデザイナーの仕事は減少してWeb制作が主流となり、仕事環境はデザイナーになりたての頃とはまったく違うものになってしまいました。来年からインボイス制度も始まります。組織に所属しないフリーランスは、ひとりで対処していかなければならないことが次々に現れて大変ですよね。

でも、フリーランスになりたての頃を思い出すと、知らないことを知るのは楽しいコトでした。ならばこれからも新しいコトに四苦八苦しながら、対処するコトを楽しめればいいなと思っています。

まとめ

フリーランスになったきっかけのことをしばらく忘れていましたが、ブログを書きながら、考える前に動く若さの勢いを思い出しました。

すっかり大人になってしまったので『あと先考えず』と言うわけにはいきませんが。また言霊のチカラで希望を叶えられたらいいなと思います。

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