仕事はスタンディングスタイル

10年以上前にたまたまテレビで見かけた海外のデザイン事務所。スタンディングデスクで仕事に集中して、遅くても夕方4時くらいには全員オフィスから退社…というような内容の番組でした。働き方をスタンディングワークにしたところで日本のデザイン業界で4時に退社、は現実味がありませんが、効率良さそうかも、とずっと気になっていました。


日本ではまだ浸透していないようですが、大手企業では徐々に導入されているところもあるようです。

スタンディングワーク
目次

スタンディングワークを試してみる

以前お世話になったデザイン事務所の若いデザイナーさんで、ひどい腰痛に座ることができず、デスク上にボックス家具を置き、立って仕事をする方がいらっしゃいました。まだスタンディングワークという言葉を知らなかった頃です。「すごい!なんて画期的な!」と思いながら隣で見ていた記憶があります。

私もこのところ朝の起きがけに腰痛を感じることがたびたびあったのですが、立ってパソコン仕事をするようになって少し痛みが和らいできました。意識していませんでしたが、座ることの負担が積み重なっていたのかもしれません。

仕事習慣にメリハリをつけるのが目的でスタンディングワークにしてみたのですが、やっぱりなぁ…と思ったとき、すぐ戻せるようにデスクの上にローテーブルを置いてスタンディングデスクにしています。個人的に椅子の座面は高いのが好みだったこともあり、以前はモニターが目線より下になっていましたが、立つスタイルにすると目線の真正面がモニターになりました。正確にはモニターの上半分が目線の高さです。首をまっすぐに保つことができる、良い高さになりました。

ただ、ちょっと値段ははりますが昇降式のスタンディングデスクなら、自分に合う高さをいろいろ試してみることができそうなので、やはり既存の商品が欲しいところです。

スタンディングワークのメリット

ちょっとだけ調べ物をしたいのに「よっこいしょ」と椅子に座ってしまえば、そのままダラダラ座り続けていましたが、立ったままパソコンに向かうことで切り替えが速くなりました。

足を組んだり、デスクに頬杖ついたり、疲れたらあげくウトウト…なんてこともできません。重たいワークチェアも処分して身の回りもスッキリ。その場でストレッチしたり、足踏みしたり、仕事の途中でもカラダを動かしやすい環境になりました。
また、立つ姿勢も悪くなると腰に負担がかかりそうです。気をつけて正しい姿勢を保つようになりました。

そしてこれはデメリットとセットなのですが、足の裏が痛くなるのでダラダラ緩慢に仕事を続けることができず、結果マメに休憩するようになりました。『休むときは休む』が大事ですよね。

スタンディングワークのデメリット

その場に立ちっぱなしは歩くより疲れます。私の場合は自宅なのでフローリングに素足というのが、さらにいけない要因かもしれません。とにかくかかとが痛い。足元はマットが必須です。少し年齢が高い場合は疲れたらすぐに休憩しやすい工夫も必要だと感じました。

まとめ

座りっぱなしは腰痛の原因といわれますが、立ちっぱなしも過ぎれば膝に負担があるように感じました。ブログの組み立てなどを『考える』という作業においては、パソコンの前に立ちっぱなしでいる必要はないと思っています。テーブルだったり、外のカフェだったり、私は気分を変えることができる場所で考えています。

日本ではまだ浸透してないスタンディングワークですが、そのうち珍しくない時代が来るのでしょうか。私もバランスを考えて、無理せず、効率的なワークスタイルを維持していけたらと思っています。

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